合同会社と株式会社の違い|設立前に知っておきたいポイント
2025/09/08
設立費用と維持費
株式会社
・登録免許税:資本金×0.7%(最低15万円)
・定款認証費用:約5万円(電子定款なら印紙代4万円不要)
➡ 設立費用は 最低20万円程度~
役員の任期は最長10年で、そのたびに役員変更登記が必要になります。
合同会社
・登録免許税:資本金×0.7%(最低6万円)
・定款認証:不要
➡ 設立費用は 6万円程度~
公告義務がなく、役員任期の縛りもありません。
そのため、維持コストは株式会社よりも低く抑えられます。
信頼性とイメージ
株式会社
社会的知名度が高く、金融機関や取引先からの信用度も強い形態です。
上場を目指すことも可能で、規模拡大を視野に入れる事業に向きます。
合同会社
一般的な知名度は株式会社に比べると低めですが、GoogleやAppleなど
外資系企業の日本法人でも合同会社が選ばれています。
「低コスト・柔軟性」を重視する事業に適しています。
まとめ
株式会社
信用力が高く、資金調達にも強い。ただし設立・維持にコストがかかる。
合同会社
低コストで自由度が高く、小規模事業やスピード重視の経営に向く。
👉 社会的信用を重視するなら株式会社、
👉 コストと柔軟性を重視するなら合同会社、
事業の目的や将来の展開を見据えて選ぶのがポイントです。