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利回りだけでは危険!土地建物割合を確認すべき理由

2025/10/27

不動産投資で見落としがちな「土地建物割合」

不動産投資の資料には「利回り」や「家賃収入シミュレーション」がよく載っています。
でも、実はそこに書かれていない「土地と建物の割合(按分)」が投資の成果を大きく左右することをご存じでしょうか?

減価償却に影響する

建物は減価償却できますが、土地はできません。
例えば1億円の物件でも、建物部分が6,000万円なのか3,000万円なのかで、毎年の経費計上額は数百万円単位で違ってきます。これはそのまま税金や手元に残るキャッシュに直結します。


土地建物割合の確認方法

投資資料に土地と建物がきちんと区分されていれば問題ありません。
しかし、区分が記載されていない場合には、一般的には固定資産税評価額で案分して計算することになります。購入を検討される際は、必ず評価証明書などで割合を確認しておきましょう。


まとめ

不動産投資は「表面利回り」だけで判断すると危険です。
税金やキャッシュフローを考えるためには、土地建物割合をしっかり確認し、シミュレーションすることが大切です。


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