個人と法人の違い
個人と法人の違い
個人と法人の大まかな相違は次のようになります。
個人事業主 | 法人 | |
信用力 | 低い | 高い |
税率 | 累進税率(最高50%) | 一定(22%、30%) |
欠損金の繰越 | 3年 | 9年 |
退職金 | 支給できない | 支給できる |
社会保険 | 加入義務なし(従業員5人未満) | 加入義務あり |
決算期 | 12月 | 自由に設定可 |
設立コスト | 不要 | 25万円程度 |
経理処理 | 簡易な処理でも可能 | 厳密な処理が必要 |
個人事業主と法人での一番の違いは、やはり信用力になります。取引先によっては個人事業主だと取引をしない場合もあります。また、所得が多い場合には法人の方が税率が少なくなります。
しかし、法人にした場合には、社会保険の加入義務が生じるため支出が増えるケースがあります。
そのため、個人か法人にするかについては、慎重な判断が必要になります。